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MgS → Mg2+ + S + 2e

硫化マグネシウムの酸化
MgS硫化マグネシウム
Mg2+マグネシウムイオン + S硫黄 + 2e電子

硫化マグネシウムを酸化すると,マグネシウムイオン硫黄が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

硫化マグネシウムの酸化
MgS硫化マグネシウム
Mg2+マグネシウムイオン + S硫黄 + 2e電子

一般反応式

酸化可能化学種の酸化
反応物還元剤
生成物酸化生成物 + e

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
MgS硫化マグネシウム1
還元剤

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Mg2+マグネシウムイオン1
S硫黄1
酸化生成物
e電子2
電子

熱力学的変化

標準状態における変化

硫化マグネシウムの酸化
ΔrG−113.0 kJ/mol
K6.26 × 1019
pK−19.80
MgS結晶性固体
Mg2+水溶液 (非解離状態) + S結晶性固体斜方硫黄 + 2e
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−120.9−113.0−156.6
−120.9−113.0−156.6
マグネシウムイオン
1 mol あたり
−120.9−113.0−156.6
1 mol あたり
−120.9−113.0−156.6
電子
1 mol あたり
−60.45−56.50−78.30

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
MgS (cr)-346.0[1]-341.8[1]50.33[1]45.56[1]
* (cr):結晶性固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Mg2+ (g)2348.504[1]
Mg2+ (ao)-466.85[1]-454.8[1]-138.1[1]
S (cr)
斜方硫黄
0[1]0[1]31.80[1]22.64[1]
S (cr)
単斜硫黄
0.33[1]
S (g)278.805[1]238.250[1]167.821[1]23.673[1]
e
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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