Mn(OH)2 + Mn2+ → 2MnOH+
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- 水酸化マンガン(II)とマンガン(II)イオンの反応
水酸化マンガン(II)とマンガン(II)イオンが反応すると，水酸化マンガン(II)イオンが生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- 水酸化マンガン(II)とマンガン(II)イオンの反応
一般反応式
- 中性化学種と陽イオンの反応
- 化合物ルイス塩基 + 陽イオンルイス酸 ⟶ 陽イオンルイス共役体
各原子の酸化数
- 水酸化マンガン(II)とマンガン(II)イオンの反応
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Mn(OH)2 | 水酸化マンガン(II) | 1 | ルイス塩基 | 化合物 |
| Mn2+ | マンガン(II)イオン | 1 | ルイス酸 | 陽イオン |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| MnOH+ | 水酸化マンガン(II)イオン | 2 | ルイス共役体 | 陽イオン |
熱力学的変化
標準状態における変化
- 水酸化マンガン(II)とマンガン(II)イオンの反応◆
ΔrG 33.1 kJ/mol K 0.16 × 10−5 pK 5.80
| 標準反応 エンタルピー ΔrH° kJ · mol−1 | 標準反応 ギブス エネルギー ΔrG° kJ · mol−1 | 標準反応 エントロピー ΔrS° J · K−1 · mol−1 | 標準反応 定圧熱容量 ΔrCp° J · K−1 · mol−1 | |
|---|---|---|---|---|
反応式 1 mol あたり | 14.9 | 33.1 | −60 | – |
1 mol あたり | 14.9 | 33.1 | −60 | – |
マンガン(II)イオン 1 mol あたり | 14.9 | 33.1 | −60 | – |
水酸化マンガン(II)イオン 1 mol あたり | 7.45 | 16.6 | −30 | – |
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Mn(OH)2 (am) 沈殿物 | -695.4[1] | -615.0[1] | 99.2[1] | – |
| Mn2+ (g) | 2519.69[1] | – | – | – |
| Mn2+ (ao) | -220.75[1] | -228.1[1] | -73.6[1] | 50[1] |
* (am):非晶質固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| MnOH+ (ao) | -450.6[1] | -405.0[1] | -17[1] | – |
* (ao):水溶液 (非解離状態)
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)