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NiCl2 + Rb2CO3 💧→ NiCO3↓ + 2RbCl

塩化ニッケル(II)炭酸ルビジウムが反応すると,炭酸ニッケル(II)塩化ルビジウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NiCl2塩化ニッケル(II)1
ルイス酸
水に易溶
Rb2CO3炭酸ルビジウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NiCO3炭酸ニッケル(II)1
ルイス共役体
水に不溶
RbCl塩化ルビジウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

塩化ニッケル(II)炭酸ルビジウムの反応
ΔrG−118.1 kJ/mol
K4.90 × 1020
pK−20.69
NiCl2結晶性固体 + Rb2CO3結晶性固体
💧
NiCO3結晶性固体 + 2RbCl結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−118.1
1 mol あたり
−118.1
1 mol あたり
−118.1
1 mol あたり
−118.1
1 mol あたり
−59.05

水溶液における変化

塩化ニッケル(II)炭酸ルビジウムの反応
ΔrG−39.2 kJ/mol
K7.37 × 106
pK−6.87
NiCl2水溶液 (解離状態) + Rb2CO3水溶液 (解離状態)
💧
NiCO3結晶性固体 + 2RbCl水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−39.2
1 mol あたり
−39.2
1 mol あたり
−39.2
1 mol あたり
−39.2
1 mol あたり
−19.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NiCl2 (cr)-305.332[1]-259.032[1]97.65[1]71.67[1]
NiCl2 (ai)-388.3[1]-307.9[1]-15.1[1]
NiCl2 (cr)
2水和物
-922.2[1]-760.1[1]176[1]
NiCl2 (cr)
4水和物
-1516.7[1]-1234.9[1]243[1]
NiCl2 (cr)
6水和物
-2103.17[1]-1713.19[1]344.3[1]
Rb2CO3 (cr)-1136.0[1]-1051.0[1]181.33[1]117.61[1]
Rb2CO3 (ai)-1179.47[1]-1095.78[1]186.2[1]
Rb2CO3 (cr)
1水和物
-1448.5[1]
Rb2CO3 (cr)
1.5水和物
-1604.5[1]
Rb2CO3 (cr)
3水和物
-2048.1[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NiCO3 (cr)-612.5[1]
RbCl (cr)-435.35[1]-407.80[1]95.90[1]52.38[1]
RbCl (g)-228.9[1]-247.3[1]249.56[1]36.82[1]
RbCl (ai)-418.32[1]-415.20[1]177.99[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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