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Ni(NO3)2 + 2CsHCO3 💧→ NiCO3↓ + 2CsNO3 + H2CO3

硝酸ニッケル(II)炭酸水素セシウムが反応すると,炭酸ニッケル(II)硝酸セシウム炭酸が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ni(NO3)2硝酸ニッケル(II)1
ルイス酸
水に易溶
CsHCO3炭酸水素セシウム2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NiCO3炭酸ニッケル(II)1
ルイス共役体
水に不溶
CsNO3硝酸セシウム2
非酸化還元生成物
H2CO3炭酸1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硝酸ニッケル(II)炭酸水素セシウムの反応
ΔrG−16.1 kJ/mol
K6.62 × 102
pK−2.82
Ni(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2CsHCO3水溶液 (解離状態)
💧
NiCO3結晶性固体 + 2CsNO3水溶液 (解離状態) + H2CO3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−16.1
1 mol あたり
−16.1
−8.05
1 mol あたり
−16.1
1 mol あたり
−8.05
1 mol あたり
−16.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ni(NO3)2 (cr)-415.1[1]
Ni(NO3)2 (ai)-468.6[1]-268.5[1]164.0[1]
Ni(NO3)2 (cr)
3水和物
-1326.3[1]
Ni(NO3)2 (cr)
6水和物
-2211.7[1]464[1]
CsHCO3 (cr)-966.1[1]
CsHCO3 (ai)-950.27[1]-878.78[1]224.3[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NiCO3 (cr)-612.5[1]
CsNO3 (cr)-505.97[1]-406.54[1]155.2[1]
CsNO3 (g)-374.0[1]
CsNO3 (ai)-465.64[1]-403.27[1]279.5[1]-99[1]
H2CO3 (ao)-699.65[1]-623.08[1]187.4[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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