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KI + N2O3 → KIO3 + N2

ヨウ化カリウム三酸化二窒素が反応すると,ヨウ素酸カリウム窒素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KIヨウ化カリウム1
還元剤
被酸化性
N2O3三酸化二窒素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KIO3ヨウ素酸カリウム1
酸化生成物
N2窒素1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化カリウム三酸化二窒素の反応
ΔrG−232.92 kJ/mol
K6.39 × 1040
pK−40.81
KI結晶性固体 + N2O3気体
KIO3結晶性固体 + N2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−257.19−232.92−75.5317.07
1 mol あたり
−257.19−232.92−75.5317.07
1 mol あたり
−257.19−232.92−75.5317.07
−257.19−232.92−75.5317.07
1 mol あたり
−257.19−232.92−75.5317.07

水溶液における変化

ヨウ化カリウム三酸化二窒素の反応
KI水溶液 (解離状態) + N2O3液体
KIO3水溶液 (解離状態) + N2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−216.3
1 mol あたり
−216.3
1 mol あたり
−216.3
−216.3
1 mol あたり
−216.3

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KI (cr)-327.900[1]-324.892[1]106.32[1]52.93[1]
KI (g)-125.5[1]-166.1[1]258.3[1]37.11[1]
KI (ai)-307.57[1]-334.85[1]213.8[1]-120.5[1]
N2O3 (l)50.29[1]
N2O3 (g)83.72[1]139.46[1]312.28[1]65.61[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KIO3 (cr)-501.37[1]-418.35[1]151.46[1]106.48[1]
KIO3 (ai)-473.6[1]-411.2[1]220.9[1]
N2 (g)0[1]0[1]191.61[1]29.125[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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