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KI + 3RbClO4 → KIO3 + 3RbClO3

ヨウ化カリウム過塩素酸ルビジウムが反応すると,ヨウ素酸カリウム塩素酸ルビジウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KIヨウ化カリウム1
還元剤
被酸化性
RbClO4過塩素酸ルビジウム3
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KIO3ヨウ素酸カリウム1
酸化生成物
RbClO3塩素酸ルビジウム3
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化カリウム過塩素酸ルビジウムの反応
ΔrG−73.7 kJ/mol
K8.16 × 1012
pK−12.91
KI結晶性固体 + 3RbClO4結晶性固体
KIO3結晶性固体 + 3RbClO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−70.5−73.717.5
1 mol あたり
−70.5−73.717.5
−23.5−24.65.83
−70.5−73.717.5
−23.5−24.65.83

水溶液における変化

ヨウ化カリウム過塩素酸ルビジウムの反応
ΔrG−74.4 kJ/mol
K1.08 × 1013
pK−13.03
KI水溶液 (解離状態) + 3RbClO4水溶液 (解離状態)
KIO3水溶液 (解離状態) + 3RbClO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−90.0−74.4−51.7
1 mol あたり
−90.0−74.4−51.7
−30.0−24.8−17.2
−90.0−74.4−51.7
−30.0−24.8−17.2

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KI (cr)-327.900[1]-324.892[1]106.32[1]52.93[1]
KI (g)-125.5[1]-166.1[1]258.3[1]37.11[1]
KI (ai)-307.57[1]-334.85[1]213.8[1]-120.5[1]
RbClO4 (cr)-437.23[1]-306.90[1]161.1[1]
RbClO4 (ai)-380.49[1]-292.51[1]303.3[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KIO3 (cr)-501.37[1]-418.35[1]151.46[1]106.48[1]
KIO3 (ai)-473.6[1]-411.2[1]220.9[1]
RbClO3 (cr)-402.9[1]-300.3[1]151.9[1]103.18[1]
RbClO3 (ai)-355.14[1]-291.85[1]283.7[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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