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Rb2O + 2HBr → 2RbBr + H2O

酸化ルビジウム臭化水素が反応すると,臭化ルビジウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

塩基性酸化物と酸の反応
塩基性酸化物ブレンステッド塩基 + ブレンステッド酸
共役塩基 + H2O共役酸
強塩基性酸化物と強酸の反応
強塩基性酸化物ブレンステッド塩基 + 強酸ブレンステッド酸
強酸と強塩基の塩共役塩基 + H2O共役酸

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb2O酸化ルビジウム1
ブレンステッド塩基
塩基性酸化物
強塩基性酸化物
HBr臭化水素2
ブレンステッド酸
強酸

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
RbBr臭化ルビジウム2
共役塩基
強酸と強塩基の塩
H2O1
共役酸

熱力学的変化

標準状態における変化

酸化ルビジウム臭化水素の反応
Rb2O結晶性固体 + 2HBr気体
2RbBr結晶性固体 + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−663
1 mol あたり
−663
1 mol あたり
−332
1 mol あたり
−332
1 mol あたり
−663

水溶液における変化

酸化ルビジウム臭化水素の反応
Rb2O結晶性固体 + 2HBr水溶液 (解離状態)
2RbBr水溶液 (解離状態) + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−449
1 mol あたり
−449
1 mol あたり
−225
1 mol あたり
−225
1 mol あたり
−449

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb2O (cr)-339[1]
Rb2O (g)-50[1]
HBr (g)-36.40[1]-53.45[1]198.695[1]29.142[1]
HBr (ai)-121.55[1]-103.96[1]82.4[1]-141.8[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
RbBr (cr)-394.59[1]-381.79[1]109.96[1]52.84[1]
RbBr (g)-182.8[1]-215.1[1]261.02[1]37.20[1]
RbBr (ai)-372.71[1]-387.94[1]203.93[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体

参考文献

参考文献一覧

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