You-iggy

Rb2SO4 🔥→ Rb2S + 2O2

硫酸ルビジウムが分解すると,硫化ルビジウム酸素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

熱分解 (酸化還元反応)
熱分解性物質自己酸化還元剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
オキソ酸塩の熱分解 (酸化還元反応)
オキソ酸塩自己酸化還元剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb2SO4硫酸ルビジウム1
自己酸化還元剤
熱分解性
オキソ酸塩

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb2S硫化ルビジウム1
還元生成物
O2酸素2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硫酸ルビジウムの分解
Rb2SO4結晶性固体
🔥
Rb2S結晶性固体 + 2O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1074.9
1 mol あたり
1074.9
1 mol あたり
1074.9
1 mol あたり
537.45

水溶液における変化 (1)

硫酸ルビジウムの分解
ΔrG830.5 kJ/mol
K0.32 × 10−145
pK145.50
Rb2SO4水溶液 (解離状態)
🔥
Rb2S水溶液 (解離状態) + 2O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
942.2830.5375.5
1 mol あたり
942.2830.5375.5
1 mol あたり
942.2830.5375.5
1 mol あたり
471.1415.3187.8

水溶液における変化 (2)

硫酸ルビジウムの分解
ΔrG863.3 kJ/mol
K0.57 × 10−151
pK151.24
Rb2SO4水溶液 (解離状態)
🔥
Rb2S水溶液 (解離状態) + 2O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
918.8863.3187.0
1 mol あたり
918.8863.3187.0
1 mol あたり
918.8863.3187.0
1 mol あたり
459.4431.693.50

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb2SO4 (cr)-1435.61[1]-1316.89[1]197.44[1]134.06[1]
Rb2SO4 (g)-1068.6[1]
Rb2SO4 (ai)-1411.60[1]-1312.50[1]263.2[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb2S (cr)-360.7[1]
Rb2S (ai)-469.4[1]-482.0[1]228.4[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1