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Se + O2 → SeO2

セレン酸素が反応すると,二酸化セレンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
非金属と非金属の反応
非金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

セレン酸素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Seセレン1
還元剤
被酸化性
非金属
O2酸素1
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SeO2二酸化セレン1
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

セレン酸素の反応
Se結晶性固体灰色セレン (六方晶) + O2気体
SeO2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−225.35
1 mol あたり
−225.35
1 mol あたり
−225.35
1 mol あたり
−225.35

標準状態における変化 (2)

セレン酸素の反応
Se結晶性固体赤色セレン (単斜晶) + O2気体
SeO2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−232.1
1 mol あたり
−232.1
1 mol あたり
−232.1
1 mol あたり
−232.1

水溶液における変化

セレン酸素の反応
Se結晶性固体灰色セレン (六方晶) + O2水溶液 (非解離状態)
SeO2水溶液
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−209.9
1 mol あたり
−209.9
1 mol あたり
−209.9
1 mol あたり
−209.9

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Se (cr)
灰色セレン (六方晶)
0[1]0[1]42.442[1]25.363[1]
Se (cr)
赤色セレン (単斜晶)
6.7[1]
Se (vit)5.0[1]
Se (g)227.07[1]187.03[1]176.72[1]20.820[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (vit):ガラス状液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SeO2 (cr)-225.35[1]
SeO2 (aq)-221.63[1]
* (cr):結晶性固体, (aq):水溶液

参考文献

参考文献一覧

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