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AgBr + Br → [AgBr2]

臭化銀(I)臭化物イオンの反応
AgBr臭化銀(I) + Br臭化物イオン
[AgBr2]ジブロミド銀(I)酸イオン

臭化銀(I)臭化物イオンが反応すると,ジブロミド銀(I)酸イオンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

臭化銀(I)臭化物イオンの反応
AgBr臭化銀(I) + Br臭化物イオン
[AgBr2]ジブロミド銀(I)酸イオン

一般反応式

中性化学種と陰イオンの反応
化合物ルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
陰イオンルイス共役体

各原子の酸化数

臭化銀(I)臭化物イオンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
AgBr臭化銀(I)1
ルイス酸
化合物
Br臭化物イオン1
ルイス塩基
陰イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
[AgBr2]ジブロミド銀(I)酸イオン1
ルイス共役体
陰イオン

熱力学的変化

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
AgBr (cr)-100.37[1]-96.90[1]107.1[1]52.38[1]
AgBr (ai)-15.98[1]-26.86[1]155.2[1]-120.1[1]
AgBr (ao)-51.0[1]
Br (g)-219.07[1]
Br (ao)-121.55[1]-103.96[1]82.4[1]-141.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
[AgBr2]

参考文献

参考文献一覧

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