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Sn + Cl2 → SnCl2

スズ塩素が反応すると,塩化スズ(II)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
金属と非金属の反応
金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

スズ塩素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Snスズ1
還元剤
還元性
金属
Cl2塩素1
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SnCl2塩化スズ(II)1
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

スズ塩素の反応
Sn結晶性固体白色スズ + Cl2気体
SnCl2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−325.1
1 mol あたり
−325.1
1 mol あたり
−325.1
1 mol あたり
−325.1

標準状態における変化 (2)

スズ塩素の反応
Sn結晶性固体灰色スズ + Cl2気体
SnCl2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−323.0
1 mol あたり
−323.0
1 mol あたり
−323.0
1 mol あたり
−323.0

水溶液における変化

スズ塩素の反応
Sn結晶性固体白色スズ + Cl2水溶液 (非解離状態)
SnCl2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−301.7
1 mol あたり
−301.7
1 mol あたり
−301.7
1 mol あたり
−301.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Sn (cr)
白色スズ
0[1]0[1]51.55[1]26.99[1]
Sn (cr)
灰色スズ
-2.09[1]0.13[1]44.14[1]25.77[1]
Sn (g)302.1[1]267.3[1]168.486[1]21.259[1]
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SnCl2 (cr)-325.1[1]
SnCl2 (cr)
2水和物
-921.3[1]
* (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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