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2HClO3 🔥|🕒→ 2HClO2 + O2

塩素酸が分解すると,亜塩素酸酸素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

熱分解 (酸化還元反応)
熱分解性物質自己酸化還元剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
自発分解 (酸化還元反応)
自発分解性物質自己酸化還元剤
🕒
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

塩素酸の分解

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HClO3塩素酸2
自己酸化還元剤
熱分解性
自発分解性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HClO2亜塩素酸2
還元生成物
O2酸素1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

塩素酸の分解
ΔrG27.7 kJ/mol
K0.14 × 10−4
pK4.85
2HClO3水溶液 (解離状態)
🔥|🕒
2HClO2水溶液 (非解離状態) + O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
104.127.7257.1
1 mol あたり
52.0513.8128.6
1 mol あたり
52.0513.8128.6
1 mol あたり
104.127.7257.1

標準状態における変化 (2)

塩素酸の分解
ΔrG44.1 kJ/mol
K0.19 × 10−7
pK7.73
2HClO3水溶液 (解離状態)
🔥|🕒
2HClO2水溶液 (非解離状態) + O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
92.444.1162.9
1 mol あたり
46.222.181.45
1 mol あたり
46.222.181.45
1 mol あたり
92.444.1162.9

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HClO3 (ai)-103.97[1]-7.95[1]162.3[1]
* (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HClO2 (ao)-51.9[1]5.9[1]188.3[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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