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2Cu + NaClO2 → 2CuO + NaCl

亜塩素酸ナトリウムが反応すると,酸化銅(II)塩化ナトリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2
還元剤
被酸化性
NaClO2亜塩素酸ナトリウム1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuO酸化銅(II)2
酸化生成物
NaCl塩化ナトリウム1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

亜塩素酸ナトリウムの反応
2Cu結晶性固体 + NaClO2結晶性固体
2CuO結晶性固体 + NaCl結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−418.7
1 mol あたり
−209.3
−418.7
1 mol あたり
−209.3
1 mol あたり
−418.7

水溶液における変化

亜塩素酸ナトリウムの反応
ΔrG−407.8 kJ/mol
K2.78 × 1071
pK−71.44
2Cu結晶性固体 + NaClO2水溶液 (解離状態)
2CuO結晶性固体 + NaCl水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−415.2−407.8−25.7
1 mol あたり
−207.6−203.9−12.8
−415.2−407.8−25.7
1 mol あたり
−207.6−203.9−12.8
1 mol あたり
−415.2−407.8−25.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
NaClO2 (cr)-307.02[1]
NaClO2 (ai)-306.7[1]-244.7[1]160.2[1]
NaClO2 (cr)
3水和物
-1192.77[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuO (cr)-157.3[1]-129.7[1]42.63[1]42.30[1]
NaCl (cr)-411.153[1]-384.138[1]72.13[1]50.50[1]
NaCl (g)-176.65[1]-196.66[1]229.81[1]35.77[1]
NaCl (ai)-407.27[1]-393.133[1]115.5[1]-90.0[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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