You-iggy

2C2H6 + 7O2 → 4CO2 + 6H2O

エタンが完全燃焼すると,二酸化炭素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

炭化水素の完全燃焼
炭化水素還元剤 + O2酸化剤
CO2酸化生成物 + H2O還元生成物

各原子の酸化数

エタンの完全燃焼

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
C2H6エタン2
還元剤
炭化水素
O2酸素7
酸化剤
酸素

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CO2二酸化炭素4
酸化還元生成物
二酸化炭素
H2O6
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

エタンの完全燃焼
ΔrG−2934.57 kJ/mol
K1.30 × 10514
pK−514.11
2C2H6気体 + 7O2気体
4CO2気体 + 6H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−3119.66−2934.57−620.75289.44
1 mol あたり
−1559.83−1467.29−310.38144.72
1 mol あたり
−445.666−419.224−88.67941.349
1 mol あたり
−779.915−733.643−155.1972.360
1 mol あたり
−519.943−489.095−103.4648.240

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
C2H6 (g)-84.68[1]-32.82[1]229.60[1]52.63[1]
C2H6 (ao)-102.09[1]-17.01[1]118.4[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CO2 (g)-393.509[1]-394.359[1]213.74[1]37.11[1]
CO2 (ao)-413.80[1]-385.98[1]117.6[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体, (l):液体

参考文献

参考文献一覧

  1. 1