You-iggy

2FeO + NH2OH → Fe2O3 + NH3

酸化鉄(II)ヒドロキシルアミンの反応
2FeO酸化鉄(II) + NH2OHヒドロキシルアミン
Fe2O3酸化鉄(III) + NH3アンモニア

酸化鉄(II)ヒドロキシルアミンが反応すると,酸化鉄(III)アンモニアが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

酸化鉄(II)ヒドロキシルアミンの反応
2FeO酸化鉄(II) + NH2OHヒドロキシルアミン
Fe2O3酸化鉄(III) + NH3アンモニア

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

酸化鉄(II)ヒドロキシルアミンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeO酸化鉄(II)2
還元剤
被酸化性
NH2OHヒドロキシルアミン1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Fe2O3酸化鉄(III)1
酸化生成物
NH3アンモニア1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

酸化鉄(II)ヒドロキシルアミンの反応
2FeO結晶性固体 + NH2OH結晶性固体
Fe2O3結晶性固体 + NH3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−212.1
1 mol あたり
−106.0
ヒドロキシルアミン
1 mol あたり
−212.1
1 mol あたり
−212.1
1 mol あたり
−212.1

水溶液における変化 (1)

酸化鉄(II)ヒドロキシルアミンの反応
2FeO結晶性固体 + NH2OH水溶液
Fe2O3結晶性固体 + NH3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−228.0
1 mol あたり
−114.0
ヒドロキシルアミン
1 mol あたり
−228.0
1 mol あたり
−228.0
1 mol あたり
−228.0

水溶液における変化 (2)

酸化鉄(II)ヒドロキシルアミンの反応
2FeO結晶性固体 + NH2OH水溶液
Fe2O3結晶性固体 + NH3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−262.2
1 mol あたり
−131.1
ヒドロキシルアミン
1 mol あたり
−262.2
1 mol あたり
−262.2
1 mol あたり
−262.2

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeO (cr)-272.0[1]
NH2OH (cr)-114.2[1]
NH2OH (aq)-98.3[1]
* (cr):結晶性固体, (aq):水溶液

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Fe2O3 (cr)-824.2[1]-742.2[1]87.40[1]103.85[1]
NH3 (g)-46.11[1]-16.45[1]192.45[1]35.06[1]
NH3 (ao)-80.29[1]-26.50[1]111.3[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1