You-iggy

2KBr + (NH4)2CrO4 💧→ K2CrO4↓ + 2NH4Br

臭化カリウムクロム酸アンモニウムが反応すると,クロム酸カリウム臭化アンモニウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KBr臭化カリウム2
ルイス酸
水に易溶
(NH4)2CrO4クロム酸アンモニウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2CrO4クロム酸カリウム1
ルイス共役体
水に不溶
NH4Br臭化アンモニウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

臭化カリウムクロム酸アンモニウムの反応
2KBr結晶性固体 + (NH4)2CrO4結晶性固体
💧
K2CrO4結晶性固体 + 2NH4Br結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
9.5
1 mol あたり
4.8
9.5
9.5
4.8

水溶液における変化

臭化カリウムクロム酸アンモニウムの反応
ΔrG0.00 kJ/mol
K1.00 × 100
pK0.00
2KBr水溶液 (解離状態) + (NH4)2CrO4水溶液 (解離状態)
💧
K2CrO4水溶液 (解離状態) + 2NH4Br水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−0.010.000.0
1 mol あたり
−0.005000.000.0
−0.01000.000.0
−0.01000.000.0
−0.005000.000.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KBr (cr)-393.798[1]-380.66[1]95.90[1]52.30[1]
KBr (g)-180.08[1]-212.96[1]250.52[1]36.920[1]
KBr (ai)-373.92[1]-387.23[1]184.9[1]-120.1[1]
(NH4)2CrO4 (cr)-1167.3[1]
(NH4)2CrO4 (ai)-1146.16[1]-886.36[1]277.0[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2CrO4 (cr)-1403.7[1]-1295.7[1]200.12[1]145.98[1]
K2CrO4 (ai)-1385.91[1]-1294.30[1]255.2[1]
NH4Br (cr)-270.83[1]-175.2[1]113[1]96[1]
NH4Br (ai)-254.05[1]-183.26[1]195.8[1]-61.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1