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2K2SO3 + MnO2 → 2K2SO4 + Mn

亜硫酸カリウム酸化マンガン(IV)が反応すると,硫酸カリウムマンガンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と被還元性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2SO3亜硫酸カリウム2
還元剤
還元性
MnO2酸化マンガン(IV)1
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2SO4硫酸カリウム2
酸化生成物
Mnマンガン1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

亜硫酸カリウム酸化マンガン(IV)の反応
2K2SO3結晶性固体 + MnO2結晶性固体
2K2SO4結晶性固体 + Mn結晶性固体α
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−104.6
1 mol あたり
−52.30
1 mol あたり
−104.6
1 mol あたり
−52.30
1 mol あたり
−104.6

標準状態における変化 (2)

亜硫酸カリウム酸化マンガン(IV)の反応
2K2SO3結晶性固体 + MnO2結晶性固体
2K2SO4結晶性固体 + Mn結晶性固体β
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

標準状態における変化 (3)

亜硫酸カリウム酸化マンガン(IV)の反応
2K2SO3結晶性固体 + MnO2結晶性固体
2K2SO4結晶性固体 + Mn結晶性固体γ
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−103.0
1 mol あたり
−51.50
1 mol あたり
−103.0
1 mol あたり
−51.50
1 mol あたり
−103.0

標準状態における変化 (4)

亜硫酸カリウム酸化マンガン(IV)の反応
2K2SO3結晶性固体 + MnO2非晶質固体沈殿物
2K2SO4結晶性固体 + Mn結晶性固体α
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−122.1
1 mol あたり
−61.05
1 mol あたり
−122.1
1 mol あたり
−61.05
1 mol あたり
−122.1

標準状態における変化 (5)

亜硫酸カリウム酸化マンガン(IV)の反応
2K2SO3結晶性固体 + MnO2非晶質固体沈殿物
2K2SO4結晶性固体 + Mn結晶性固体β
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

標準状態における変化 (6)

亜硫酸カリウム酸化マンガン(IV)の反応
2K2SO3結晶性固体 + MnO2非晶質固体沈殿物
2K2SO4結晶性固体 + Mn結晶性固体γ
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−120.5
1 mol あたり
−60.25
1 mol あたり
−120.5
1 mol あたり
−60.25
1 mol あたり
−120.5

水溶液における変化

亜硫酸カリウム酸化マンガン(IV)の反応
ΔrG−50.8 kJ/mol
K7.94 × 108
pK−8.90
2K2SO3水溶液 (解離状態) + MnO2結晶性固体
2K2SO4水溶液 (解離状態) + Mn結晶性固体α
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−27.8−50.877
1 mol あたり
−13.9−25.439
1 mol あたり
−27.8−50.877
1 mol あたり
−13.9−25.439
1 mol あたり
−27.8−50.877

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2SO3 (cr)-1125.5[1]
K2SO3 (ai)-1140.1[1]-1053.1[1]176[1]
MnO2 (cr)-520.03[1]-465.14[1]53.05[1]54.14[1]
MnO2 (am)
沈殿物
-502.5[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (am):非晶質固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2SO4 (cr)-1437.79[1]-1321.37[1]175.56[1]131.46[1]
K2SO4 (g)-1096[1]-1033[1]364[1]108.8[1]
K2SO4 (ai)-1414.02[1]-1311.07[1]225.1[1]-251[1]
Mn (cr)
α
0[1]0[1]32.01[1]26.32[1]
Mn (cr)
β
34.39[1]26.53[1]
Mn (cr)
γ
1.55[1]1.42[1]32.43[1]27.57[1]
Mn (g)280.7[1]238.5[1]173.70[1]20.79[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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