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2SnS + O2 → SnO2 + SnS2

硫化スズ(II)酸素が反応すると,酸化スズ(IV)硫化スズ(IV)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SnS硫化スズ(II)2
還元剤
還元性
O2酸素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SnO2酸化スズ(IV)1
酸化還元生成物
SnS2硫化スズ(IV)1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硫化スズ(II)酸素の反応
2SnS結晶性固体 + O2気体
SnO2結晶性固体 + SnS2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−219.4−5.15
1 mol あたり
−109.7−2.58
1 mol あたり
−219.4−5.15
1 mol あたり
−219.4−5.15
1 mol あたり
−219.4−5.15

水溶液における変化

硫化スズ(II)酸素の反応
2SnS結晶性固体 + O2水溶液 (非解離状態)
SnO2結晶性固体 + SnS2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−125.2
1 mol あたり
−62.60
1 mol あたり
−125.2
1 mol あたり
−125.2
1 mol あたり
−125.2

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SnS (cr)-100[1]-98.3[1]77.0[1]49.25[1]
SnS (g)119.2[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SnO2 (cr)-580.7[1]-519.6[1]52.3[1]52.59[1]
SnS2 (cr)87.4[1]70.12[1]
* (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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