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2H2O + O2 🔥→ 2H2O2

酸素が反応すると,過酸化水素が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

難酸化性化学種と酸化性化学種の反応
難酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

酸素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
H2O2
還元剤
難酸化性
O2酸素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
H2O2過酸化水素2
酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

酸素の反応
ΔrG233.56 kJ/mol
K0.12 × 10−40
pK40.92
2H2O液体 + O2気体
🔥
2H2O2液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
196.10233.56−125.8−1.7
1 mol あたり
98.050116.78−62.90−0.85
1 mol あたり
196.10233.56−125.8−1.7
1 mol あたり
98.050116.78−62.90−0.85

水溶液における変化

酸素の反応
ΔrG189.8 kJ/mol
K0.56 × 10−33
pK33.25
2H2O液体 + O2水溶液 (非解離状態)
🔥
2H2O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
201.0189.837.1
1 mol あたり
100.594.9018.6
1 mol あたり
201.0189.837.1
1 mol あたり
100.594.9018.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (l):液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
H2O2 (l)-187.78[1]-120.35[1]109.6[1]89.1[1]
H2O2 (g)-136.31[1]-105.57[1]232.7[1]43.1[1]
H2O2 (ao)-191.17[1]-134.03[1]143.9[1]
* (l):液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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