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3H2SO3 🔥→ 3S + 3H2O + 2O3

亜硫酸が分解すると,硫黄オゾンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

熱分解 (酸化還元反応)
熱分解性物質自己酸化還元剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

亜硫酸の分解

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
H2SO3亜硫酸3
自己酸化還元剤
熱分解性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
S硫黄3
還元生成物
H2O3
O3オゾン2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

亜硫酸の分解
ΔrG1228.4 kJ/mol
K0.62 × 10−215
pK215.21
3H2SO3水溶液 (非解離状態)
🔥
3S結晶性固体斜方硫黄 + 3H2O液体 + 2O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1254.31228.486.4
1 mol あたり
418.10409.4728.8
1 mol あたり
418.10409.4728.8
1 mol あたり
418.10409.4728.8
1 mol あたり
627.15614.2043.2

標準状態における変化 (2)

亜硫酸の分解
ΔrG1250.2 kJ/mol
K0.94 × 10−219
pK219.03
3H2SO3水溶液 (非解離状態)
🔥
3S結晶性固体斜方硫黄 + 3H2O液体 + 2O3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1220.71250.2−99
1 mol あたり
406.90416.73−33
1 mol あたり
406.90416.73−33
1 mol あたり
406.90416.73−33
1 mol あたり
610.35625.10−50

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
H2SO3 (ao)-608.81[1]-537.81[1]232.2[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
S (cr)
斜方硫黄
0[1]0[1]31.80[1]22.64[1]
S (cr)
単斜硫黄
0.33[1]
S (g)278.805[1]238.250[1]167.821[1]23.673[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
O3 (g)142.7[1]163.2[1]238.93[1]39.20[1]
O3 (ao)125.9[1]174.1[1]146[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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