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6NO + 4HNO2 🔥→ NH4NO2 + 4N2O3

一酸化窒素亜硝酸が反応すると,亜硝酸アンモニウム三酸化二窒素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

自己酸化還元化学種と酸の反応
自己酸化還元性化学種自己酸化還元剤 + 非酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NO一酸化窒素6
自己酸化還元性
HNO2亜硝酸4

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NH4NO2亜硝酸アンモニウム1
酸化還元生成物
N2O3三酸化二窒素4
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

一酸化窒素亜硝酸の反応
ΔrG129.3 kJ/mol
K0.22 × 10−22
pK22.65
6NO気体 + 4HNO2水溶液 (非解離状態)
🔥
NH4NO2水溶液 (解離状態) + 4N2O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
33.0129.3−321.4
1 mol あたり
5.5021.55−53.57
1 mol あたり
8.2532.33−80.35
33.0129.3−321.4
1 mol あたり
8.2532.33−80.35

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NO (g)90.25[1]86.55[1]210.761[1]29.844[1]
HNO2 (g)
シス体
-77.99[1]-42.94[1]248.76[1]44.77[1]
HNO2 (g)
トランス体
-80.12[1]-45.24[1]249.22[1]46.07[1]
HNO2 (g)-79.5[1]-46.0[1]254.1[1]45.6[1]
HNO2 (ao)-119.2[1]-50.6[1]135.6[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NH4NO2 (cr)-256.5[1]
NH4NO2 (ai)-237.2[1]-111.6[1]236.4[1]-17.6[1]
N2O3 (l)50.29[1]
N2O3 (g)83.72[1]139.46[1]312.28[1]65.61[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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