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2N2O4 ⚡→ N2O5 + N2O3

四酸化二窒素を電気分解すると,五酸化二窒素三酸化二窒素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

液体物質の電気分解
液体自己酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

四酸化二窒素の電気分解

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
N2O4四酸化二窒素2
液体

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
N2O5五酸化二窒素1
酸化生成物
N2O3三酸化二窒素1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

四酸化二窒素の電気分解
ΔrG58.3 kJ/mol
K0.61 × 10−10
pK10.21
2N2O4液体
N2O5結晶性固体 + N2O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
79.658.372.1−76.7
1 mol あたり
39.829.136.0−38.4
1 mol あたり
79.658.372.1−76.7
1 mol あたり
79.658.372.1−76.7

水溶液における変化

四酸化二窒素の電気分解
ΔrG58.3 kJ/mol
K0.61 × 10−10
pK10.21
2N2O4液体
N2O5結晶性固体 + N2O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
79.658.372.1−76.7
1 mol あたり
39.829.136.0−38.4
1 mol あたり
79.658.372.1−76.7
1 mol あたり
79.658.372.1−76.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
N2O4 (l)-19.50[1]97.54[1]209.2[1]142.7[1]
N2O4 (g)9.16[1]97.89[1]304.29[1]77.28[1]
* (l):液体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
N2O5 (cr)-43.1[1]113.9[1]178.2[1]143.1[1]
N2O5 (g)11.3[1]115.1[1]355.7[1]84.5[1]
N2O3 (l)50.29[1]
N2O3 (g)83.72[1]139.46[1]312.28[1]65.61[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体

参考文献

参考文献一覧

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