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2CuF2 💧⚡→ 2CuF + F2

フッ化銅(II)水溶液の電気分解 (水≠反応物)

フッ化銅(II)水溶液を電気分解すると,フッ化銅(I)フッ素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

フッ化銅(II)水溶液の電気分解 (水≠反応物)

一般反応式

水溶液の電気分解 (水≠反応物)
水と混和/水に易溶/水に可溶自己酸化還元剤
💧⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

フッ化銅(II)水溶液の電気分解 (水≠反応物)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuF2フッ化銅(II)2
自己酸化還元剤
水に可溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuFフッ化銅(I)2
還元生成物
F2フッ素1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

フッ化銅(II)水溶液の電気分解 (水≠反応物)
2CuF2結晶性固体
💧⚡
2CuF固体 + F2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
525
1 mol あたり
263
1 mol あたり
263
1 mol あたり
525

水溶液における変化

フッ化銅(II)水溶液の電気分解 (水≠反応物)
2CuF2結晶性固体
💧⚡
2CuF固体 + F2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
525
1 mol あたり
263
1 mol あたり
263
1 mol あたり
525

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuF2 (cr)-542.7[1]
CuF2 (cr)
2水和物
-981.4[1]
* (cr):結晶性固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuF (s)-280-26064.9
F2 (g)0[1]0[1]202.78[1]31.30[1]
* (s):固体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

  1. 1
    Janiel J. Reed (1989)
    The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI Units
    National Institute of Standards and Technology (NIST)